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ステージ3:Initiation
投薬を含む治療の開始

項目 薬物治療の介入

事例詳細

Q&A

質問 薬物治療の介入は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
回答 入院中、薬剤師が患者さんの身体状況や持参薬情報などを踏まえて整形外科医と相談しながら薬剤を選定し、退院当日の朝に整形外科医が処方を行っています。
回答施設 磐田市立総合病院
施設種別 急性期

具体例

いつ 入院中
誰が 薬剤師
整形外科医
どのように
  • 入院中に薬剤師が、患者さんの腎機能と座位保持能力といった身体状況を確認。入院時に確認した持参薬情報や注射剤使用の有無、アレルギー歴、副作用歴、入院前の薬剤の管理方法、既往歴、サプリメントなどの健康食品の摂取状況を踏まえて整形外科医と相談しながら薬剤を選定している。
  • 術後の血液検査で骨代謝マーカーを評価し、その結果を踏まえて、原則として、退院当日の朝にビスフォスフォネート製剤を整形外科医が処方している。
  • 治療薬の処方は、ほとんどの患者さんが座位保持可能な状態となっている退院前日に行い、退院日の朝内服していただいている。
  • 腎機能の状態によっては、医師と薬剤師の話し合いのもと、ビスフォスフォネート製剤以外の薬剤を処方している。
  • 骨粗鬆症の治療をすでに受けている患者さんでは、投与間隔の長い薬剤の内服や、注射剤を使用中でないかを薬剤師が確認。特に注射剤はお薬手帳に記載されていないことが多いため、患者さんやご家族から話を聞いて情報収集をしている。
  • 以前は、大腿骨近位部骨折の術後の患者さんには看護師の服薬介助や説明の負担も考え、原則として活性型ビタミンD3製剤を処方していたが、薬剤師が骨粗鬆症への有効性が評価されていたビスフォスフォネート製剤の処方を提案し、切り替えをした。
  • 患者さんだけでなく、退院のために病棟に来られた家族も交えて薬物治療の重要性を啓発している。

Point

  • 薬剤の選定は、薬剤師が患者さんの身体状況や持参薬情報などを踏まえて整形外科医と相談しながら決定
  • 決定した薬剤を退院前日に整形外科医が処方し、退院日の朝に内服

2023年1月 山﨑 薫先生(病院長)確認

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