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組織作り・モチベーションUP

項目 チームのモチベーションアップ
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Q&A

質問 チームのモチベーションアップのために、いつ、誰が、どのような工夫をしていますか。
回答 FLSの立ち上げ時、チャンピオンドクターである整形外科医がキックオフミーティングを開き、集まった多職種らと一緒にチームを作っていくことを呼びかけ取り組みの内容を説明したほか、チームの結成後、複数回のワークショップを開き、各職種持ち回りで骨粗鬆症に関して学ぶミニレクチャーを実施してもらいました。
回答施設 学校法人 国際医療福祉大学塩谷病院
施設種別 ケアミックス

具体例

いつ FLS立ち上げ時
FLSチームの結成後
誰が 整形外科医
FLSメンバー
どのように
  • 2021年9月、FLSの立ち上げに向けてチャンピオンドクターである整形外科医が、看護部、薬剤部、放射線科、栄養課、リハビリテーション課、医事課に声がけをし、スタッフの選出を依頼したところ、総勢27名の多職種が集まった。
  • 「多職種連携により骨折を予防する取り組み」であるFLSに関心を持った多職種に対してキックオフミーティングを開き、取り組みの内容について説明を行った。
  • トップダウン型の指示ではなく、「FLSに関しては自身も詳しくは知らないため一緒に学んでいきたいこと」「FLSチーム結成により多職種間で知識や疑問を共有し、患者さんに還元していきたいこと」「負担の少ない、参加したくなる勉強会としたいこと」を伝え、一緒にチームを作っていくことを呼びかけた。
  • チーム結成後、FLSミーティングの冒頭に、各職種持ち回りで骨粗鬆症に関して学ぶミニレクチャーを実施してもらった。
  • チームメンバーそれぞれに活躍の場があり、全員が主役であることの意識付けに加え、一人一人にスポットライトが当たることでチームへの参画意識が高まった。また、各メンバーの骨粗鬆症への理解も深まった。
  • キックオフミーティングでは、「FLSの活動の中で自身に何ができるのか?」という質問が挙がったが、その後、チームメンバー全員でFLSプロトコルを作成していくなかで、FLSの活動は、「日常業務で新たに特別なタスクが加わるのではなく、各職種が連携しながら、それぞれの専門性を発揮し、普段実施していることをきちんと行っていくだけである」ということに気づき、不安や疑問が解消されていった。

*院内でFLSの活動を推進していくためにリーダーとしてチームをけん引する医師

参考資料

図表をクリックすると拡大してご覧になれます。

Point

  • FLSの立ち上げに向けたキックオフミーティングでは、医師によるトップダウンではなく一緒にチームを作っていくことを呼びかけ説明
  • チーム結成後、各職種が持ち回りで行ったミニレクチャーにより、チームへの参画意識や骨粗鬆症への理解が向上

2023年2月 菊池 駿介先生(整形外科 医長)確認

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